ゲームセンターで遊ぶものだったTVゲームが家庭に来た感動を未だに覚えています。
50を過ぎて最新のゲームの進化には驚かされますが、エポックメイキングな感動はやっぱりファミコンが一番です。
特に、ゲームセンターではできないロールプレイングゲームやシミュレーションゲームを遊んだときは感動しました。
インターネットが無い時代、情報は月間の雑誌でファミコン全盛時の玉石混淆のソフトから考えに考えて購入したものです。
開発費が今より安かった時代、とんでもないゲームも多かったですがアイディア満載のゲームも沢山ありました。
中には今でも遊びたいなと思うソフトがあります。
目次
おっさんが今でも遊びたいと思うファミコンソフトベスト1『ドラゴンクエストII』
1987年1月26日はファミコン用ソフト『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の発売日でした!『DQビルダーズ2』から感謝と祝福を!! #DQ2 #DQB2 pic.twitter.com/Fy4cbbMDac
— ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) January 25, 2019
ドラゴンクエストII
ロールプレイングゲームがファミコンの大作となったソフトだと思います。
限られた音源、画質、容量を最大限にいかした作品ですね。
音楽、シナリオ、キャラデザインは今でも色あせないと思います。
ゲームバランスも最適化されていて、その後に雨後の筍のごとく出たロールプレイングとは一線を画していました。
ローデシア、ムーンブルグといったゲームの地名やラゴスの鍵といったアイテム名を覚えている数少ないゲームです。
現在まで長く続くブランドはこの作品で確立されたと思います。
2頭身キャラが自分の分身であり、仲間はNPCでなく冒険を共にする仲間でした。
ゲーム内は世界であり、人との出会って敵を倒し新しい道の土地への踏み出す。
本当に自分が冒険している気分になる高揚は今でも覚えています。
おっさんが今でも遊びたいと思うファミコンソフトベスト2『キングオブキングス』
【懐かしの名作ファミコンソフト・レトロゲーム】
キングオブキングス
『女神転生』シリーズで有名なアトラスが開発した、ウォーシミュレーションゲーム。当時では珍しい、ファンタジー世界を舞台に設定しています。 pic.twitter.com/vQ9vI2iBOu
— ファミコンのバルーンファイトとアイスクライマーをこよなく愛する昭和人 (@humorbusiness) May 20, 2020
キングオブキングス
シミュレーションゲームですが、ユニットの戦闘相性が分かり易すくレベルアップや初期は弱いがレベルアップすると強いキャラになる要素が盛り込まれていました。
当時はシミュレーションといえばパソコン版からの移植が多く、パラメーター数値などがファミコンのスペックでは消化できず看板倒れの作品も多くありました。
キングオブキングスは資金や燃料といった概念をファミコン用に簡単にした替わりに、練りこんだマップで奥深さがありました。
安い地形特化の高速ユニットで前線を押し上げ資金源を確保するか、地道に防衛ラインを作ってユニットを成長させつつ適地へ進軍するかで同じマップを何度も遊んだものです。
難点はマップが大きくなると敵の思考速度が遅くなることでした。
それでも面白く気が付くと朝から夜まで遊んでしました。高速版がスマホで出るならまたやってみたいです。
おっさんが今でも遊びたいと思うファミコンソフトベスト3『プロ野球ファミリースタジアム』
本日はファミコン『プロ野球 ファミリースタジアム』が発売されて30周年です。おめでとうございます! pic.twitter.com/CLOlC1cRqY
— ゲーム探偵団 (@game_tanteidan) December 10, 2016
プロ野球ファミリースタジアム
プロ野球がTVのゴールデンタイムで高視聴率を誇っていた時代に出た野球ゲームです。
実在のチームと選手をもじったキャラを操作してプレイしました。
一人プレイだと試合後の演出でナムコスポーツという新聞形式で結果が表示されるのも新鮮でした。
このゲームが秀逸なのは2P対戦が面白い点です。
チーム力に差があり、ハンディとしてチームを選択することで多少プレイスキルに差があっても楽しめたのです。
十字キー1個とボタン2個というシンプルな操作できちんと守備、打撃、走塁が操作できたのは驚きでした。
当時はリアルの球場でスタンドで酒盛りとか昼寝があったパリーグのチームが容量の関係で統合されて連合チームになっていたのもご愛敬でしょうか。
当時の選手もぼちぼち訃報を聞くようになりましたが、プレーとともにファミスタでの雄姿も思い出します。
おっさんが今でも遊びたいと思うファミコンソフトベスト4『スーパーマリオブラザーズ』
『配線』
小学生の頃に買ったファミコンのゲームソフトをどれひとつクリアした事がなかったので、あの頃のソフト達に決着をつけるぜ!ゲーム配信…のつもりだったのですが…ゲーム配線になったスーパーマリオブラザーズ
いい加減クリアしないと
視聴者に怒られるなぁ…https://t.co/GXf8lSZ6Ll pic.twitter.com/X4QyUk9YTj— 田村淳社長△ (@atsushilonboo) March 26, 2020
スーパーマリオブラザーズ
ゲームセンターからの移植版ですが、ファミコンでの新要素が盛り込まれた名作でした。
独特の音楽、効果音だけでどのゲームが分かるほど記憶に残ります。
1面クリア式の前作から横スクロールのアクションゲームになりました。
難易度は結構高くて、どうやっても無理そうなのがテクニックとタイミングを覚えるとクリアできるようになるのが中毒になります。
マップを覚えて、敵の動きを覚えてタイミングを何度も繰り返して体にしみこませました。
現在のスマホのパズルゲームの連鎖のような快感がありました。
一度クリアしてもその連鎖の快感を思い出して、新作ゲームが手に入らない間に何度も遊びました。
でもしばらくやらないと、腕が落ちていて「こんなところで?」と思うようなところで躓きます。
が、やりこんでいるせいで暫くすると体がリズムを思い出すのです。考える前にジャンプして見えない地形や敵を利用します。
どれだけやりこだでしょうか。もし勉強なりスポーツなりに同じ情熱を注いていたらと思うほどプレイしました。
おっさんが今でも遊びたいと思うファミコンソフトベスト5『さんまの名探偵』
本日はファミコン『さんまの名探偵』が発売されて30周年です。おめでとうございます!かにかにどこかに? pic.twitter.com/k4fLTpygVi
— ゲーム探偵団 (@game_tanteidan) April 2, 2017
さんまの名探偵
アドベンチャーは正解が決まっており、コストパフォーマンスはあまりよくないイメージがファミコン時代にはありました。
年に数本しか購入できませんでしたからね。
これは簡単なミニゲームとほどよいボリュームがあり、これを選ぶとバッドエンディングだったなと思い出しながら20回以上はクリアしたでしょうか。
吉本の芸人が本名で登場しますが、単にキャラクターゲームでなく、きちんと芸風を反映したセリフや行動が実装されていました。
××監修とかはハズレゲームが多い中でこれはコラボ作品としては完成度が高かったです。
おどろくことに当時の吉本の看板芸人が出ているにも関わらず、芸人さん個人はノーギャラだったとか。
現代だと本人が了承しなかったり、看板料が高すぎて出来ない名作かもしれません。
まとめ
開発費が安かったこともあり、ファミコンは開発者側が冒険した作品も多数ありました。
プレイする人を引込む要素を持った名作は現代でも色あせることなく楽しめる気がします。
もちろん現在のゲームは過去のものを取り込み発展したものなので同じように並べて遊べるものではありません。
レコードプレイヤーにダウンロード音楽とはちがった趣を感じるオッサンの感傷も入っていますが、当時もゲーム作りの天才はおり、その輝きは今でもプレイに足るものだと思います。