本ベスト5

この一年で読んだ本の中で買ってよかった本ベスト5

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本は、最近では数多くの書籍が発売されており、毎年7万冊ほどの新しい本が出版されています。その中でも、面白い本を選ぶのはなかなか大変であり、ぱっと見ただけでは面白さを判断する事はできません。そこで、誰か他に読んだ人の感想を参考にするのが、賢い方法であり、おすすめできる手段です。

そこで、ここでは、実際に私がこの一年の中で読んで面白かった本、買ってよかったと思えた本を5冊紹介します。ここで紹介する本のレビューを読んで、少しでも面白そうだな、と思ったら、ぜひ手に取ってみてください。そうすれば、その本を通して優れた読書体験が待っているのではないか、と思います。

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この一年で読んだ本の中で買ってよかった本ベスト1『2010年代SF傑作選1』

SF小説と言えば、スタニワフ・レムの「ソラリス」やジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」などが有名ですが、日本のSFもそれらに負けない優れた傑作が多数あります。2010年代に期間を限定しても優れた作品は多数存在しており、この本では、その中でも選りすぐりの傑作を楽しむ事ができます。

個人的に面白かったのは、上田早夕里の「滑車の地」。舞台設定がとても巧緻で面白く、冥海という魔物が住む海の上を、塔や柱に滑車を付けて移動する生活を送る人々の様子が描かれています。この設定は、とても良く出来ていて、作品の中に魅力的な世界を作り出しています。

また、飛浩隆の「海の指」も、作品世界が魅力的で、現代社会の海の代わりに、灰洋(うみ)と呼ばれる灰色のそば粉のような流動体が広がっている世界が描かれています。灰洋は、それに触れると、一瞬で分解されてしまうという恐ろしい存在であり、灰洋は、情報を可逆的に圧縮し、符号化した物であり、人間の眼には認識できず灰色の海にしか見えません。そのような世界で、音によって灰洋から情報を還元して引きずり出す人々の生活と冒険の様子が描かれていて、とても優れた世界観が構築されており、とても面白い作品に仕上がっています。

この他にも、優れた作品が多数収録されていて、一読の価値のあるSF作品集だと思います。気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。

この一年で読んだ本の中で買ってよかった本ベスト2『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』

頭のよさとは何か、医師である本田真美先生が、専門的な知識と特性で紹介してくれるのが、この本の魅力です。

例えば、頭が良いとはどういう事でしょうか。IQの高さが頭の良さだという事もできますが、その他にも、コミュニケーション能力が高い方は、言語能力が高く頭が良いと言えますし、運動が得意な方は、空間認知能力が高く、頭が良いと言えます。このように、著者は様々な側面から頭が良いとはどういう事か、という点を解説し、頭の良さには、色々な基準があるという事を教えてくれます。

実際に、最近の受験では、IQテストの他にも、創造性や柔軟な思考ができるか、という事をテストしたり、他の人と協力して問題解決を目指せるか、という社会性を問うテストや面接などが課される事があるそうです。これらのテストは、受験生の能力を総合的に見る傾向にある、という事ができ、このような方法を採用する学校も出てきているようです。

また、本文では、昔から頭が大きいほど知能が高い、という説があった事に触れられています。この点について調べてみたところ、脳の大きい人ほどIQが高い、という傾向は確かにあるそうですが、脳の大きさの他にも、脳の特定部位の厚さなどが知能に関わっている、という研究結果もあります。また、IQの他に、頭が小さい方でも、コミュニケーション能力や運動能力が高い方はいますので、一概に、脳が大きいほど頭が良い、という事はできないようです。

また、頭を良くするためには、普段から頭を使う作業を行っていれば、脳の神経が発達し、頭が活性化し、脳細胞の減少を防ぐ事ができ、頭が良い状態を作りやすくなります。有酸素運動をする事で頭の血流を良くすれば、脳の働きが向上する事も知られています。

この他にも、ドーパミンが放出される事で、思考や記憶、運動能力が高くなるので、物事に対して正の感情を持って行うと、やる気が出たり、高い効果を得る事ができ、このような状態にあると、頭の回転も速いそうです。

このように、頭の良さは、様々な要素が絡み合って出来ている複雑な物であり、どのような方も、なにがしかの部分で頭が良いという事が言えるのであり、著者は、それを認知特性という側面から解明していきます。全体的に内容が濃く、とても良くできた大変面白い一冊です。

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この一年で読んだ本の中で買ってよかった本ベスト3『〔図解〕武将・剣豪と日本刀』

日本の歴史上の有名な人物が使ったと言われる刀剣について紹介するのが、この本「武将・剣豪と日本刀」です。

刀の他にも、刀の一部である装飾などについても触れられていて、例えば、鍔も、禅の公案であり柳生新陰流が独自に発展させた「殺人剣・活人刀」の文字が彫られているものなど、面白い細工がなされているものが多くあります。

また、刀の装飾には、茶道を意識した拵えもあるなど、当時の人々の美意識を垣間見る事もでき、侘び、寂びに代表される閑寂とした茶道と、荒々しいイメージのある剣を融合させる刀の存在などは、読んでいて面白いかもしれません。

また、刀の紹介も面白い逸話が多数存在していて、切る時に相手のヒゲまで切った事から「髭切」と呼ばれる刀や、膝まで切り裂いた事から「膝丸」と呼ばれる刀など、興味深い逸話を持った刀について、多くのエピソードが紹介されています。また、刀身に梵字が彫られている刀、お経の名を持つ刀などがあり、それなどは持ち主の思想を表していて面白いのではないでしょうか。

この他にも、鎧や兜を刀で切りつければどんな名刀でも曲がったり伸びたり、折れたりしてしまうというエピソードが書かれている一方で、世の中には兜割りの刀の逸話が多数存在しており、地蔵を切った石切の刀が実在した話などがあり、日本刀にまつわる噂には、面白い物がたくさんあります。

このように、この本には、日本刀についての興味深い話が多数収録されており、私のような初心者でも楽しく読む事ができたので、興味のある方に是非おすすめしたい一冊です。

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この一年で読んだ本の中で買ってよかった本ベスト4『ホームズの名推理ベスト5〔英語版ルビ訳付〕』

私は英語の勉強をしているのですが、多くの英文を読み英語に慣れたい時、英語の勉強をしつつ楽しい時間を過ごしたい時などには、この本のようなルビ付きの小説を読んでいます。

今までに、アンデルセン童話、イソップ物語、ベスト・オブ・O・ヘンリー、オリエント急行殺人事件などを同シリーズの英書で読んできたのですが、この「ホームズの名推理ベスト5」は、時間を忘れて読みふける事のできた、とても面白い一冊でした。

この本に収められている短編は、ボヘミア王家の醜聞、赤毛クラブ、唇のねじれた男、青い紅玉、まだらのひも、の5作です。どれを読んでも面白く、謎の真実はどうなっているのか、最後のページまで一気に読んでしまうほど面白い、とても優れた作品だと思います。

また、ホームズの推理がとても良く出来ていて、読んでいて思わずなるほどな、と驚いてしまう物が多数あり、100年以上前に書かれた作品とは思えない、優れた完成度を持っています。

そして、最後の推理までたどり着いた読者が作品を最初から読み返してみると、そこには、確かに推理の手がかりとなる言葉や建物が存在して、読者が読みながら正解にたどり着けるような構成になっており、そこがすごいと思いました。

推理好きが読んでも面白く、英語の勉強で読んでも面白い、ルビ付きの英語で書かれた本書は、とてもいい本であり、おすすめできる一冊です。

この一年で読んだ本の中で買ってよかった本ベスト5『そして誰もいなくなった ルビ訳』

アガサ・クリスティの名作である本作は、ある島で起こった連続殺人事件について描かれています。

誰もいない孤島に集まった10人の人々が、突然殺人事件に巻き込まれます。集まったのは、警察官、将軍、医者、判事、家庭教師などを仕事にしていた人々で、お互いがお互いを知りません。しかし、そのような状況の中で、次々と発生する殺人事件に対して、皆が協力して立ち向かっていくのですが、それでも一人、また一人と殺されていくという恐ろしい出来事が描かれています。

犯人は誰なのか?犯人の目的は?分からない事だらけの状況の中で、果たして事件はどのような最期を迎えるのか。この本の見どころは、まさにそこにあると言ってもいいのではないでしょうか。

この本の優れている所は、まず、著者のアガサ・クリスティの筆致の素晴らしさです。読み手を物語世界に引き込む文章力は大変優れていて、普通の人では、例え同じアイディアを考えたとしても、これほど魅力的な作品に仕上げる事はできないでしょう。

そして、そのような文章力に支えられた優れた構成と誰も真似できないようなアイディアで作品が作られており、これはすごいとしか言いようがありません。

この作品は、実際に多くの人に絶賛されている優れた作品であり、多くの人に読んでもらいたい傑作です。優れた構成力とアイディアが魅力的な傑作に興味のある方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

まとめ

本は優れているから出版されます。どのような本にも、どこか面白い物や学ぶべき所があるものです。しかし、ここで紹介している本は、そのような消極的な面白さではなく、読者を引き込むような優れた出来栄えを持つ傑作ばかりであり、1000冊以上本を読んできた私が面白いと断言する事ができる本ばかりです。

本の感想を読んで、少しでも気になったらぜひ読んでみてください。きっと、あなたも買ってよかったと思う事ができるのではないか、と思います。

職を転々とした社会人が今までの人生で買ってよかった自己啓発本ベスト5初めまして、ポンタと申します。 現在35歳結婚7年目の2児の父です。 私は23歳で東京の印刷会社に就職してからというもの、転...
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