千葉県の5つの名所を紹介！風光明媚な房総半島の自然を満喫！

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私は50代の自営業者です。

かれこれ20年以上千葉県に住んでいますが、千葉県は県域のほとんどが房総半島に属しています。

房総半島は温暖な気候に恵まれており、農作物の生産は全国でも指折りとなっています。

また、西側を東京湾、東側を太平洋に臨み、また中央は山が連なっていることから、風光明媚な名所が数多くあります。

千葉県房総半島の名所1『鋸山』

名所１：鋸山
「鋸山」は千葉県安房郡鋸南町と富津市の境にある標高約330mの山です。東京湾に面する浜金谷の海岸を見下ろすようにそびえており、山頂からは富士山や伊豆天城山、大島までのパノラマが一望できます。中でも近隣の安房三名山の「富山」や「御殿山」、「伊予ヶ岳」を臨む景色は、まさに絶景の言葉がそのまま当てはまります。

空中に岩場がせり出した「地獄のぞき」や、そそり立つ「ラピュタの壁」など、広大なスケールの景観に圧倒されます。この壮大な岩場の風景は江戸時代から昭和にかけて、建築資材の房州石が盛んに切り出されたことによってできたものです。鋸山は、景観の美しさに加え、日本最大級といわれる石切り場跡や、切った石を運んだ「車力道」など歴史的にも貴重な遺跡が残っています。　

千葉県房総半島の名所2『鵜原理想郷』

名所2：鵜原理想郷
太平洋の荒波によって侵食された勝浦市のリアス式海岸に位置し、紺碧の海に突き出た岬には老松や海岸性の植物が生い茂っています。その複雑な自然の造形に魅入られた多くの文人墨客が訪れており、数々の作品が残されています。歌人の与謝野晶子もその一人で、76首もの歌を残しており、1時間ほどのハイキングコースの道標などで彼女の作品を読むことができます。

「鵜原理想郷」は広大な太平洋の海の景色と、大自然を体感できるスポットです。ちなみに、「理想郷」という名前は、大正初期にこの地域を別荘地とする計画があったことに由来しています。結局、計画は実現できませんでした。ただ、開発されなかったことで、鵜原の自然がそのまま現在まで残されるという良い結果に繋がったとも言えます。

千葉県房総半島の名所3『養老渓谷』

名所3：養老渓谷
夷隅郡大多喜町にある「養老渓谷」は自然が満載であり、都会の雑踏の中で溜まったストレスを一掃してくれます。養老渓谷にはいくつか滝がありますが、隠れた見どころが「金神の滝(こんじんのたき)」です。落差約35mの1本滝は神秘さを漂わせています。滝の周りに遊歩道が設けられているので、マイナスイオンを浴びながら散策ができます。

迫力のある滝は「粟又の滝（あわまたのたき）」で、養老の滝とも呼ばれる養老渓谷を代表する滝です。全長は約100mあり、緩やかな傾斜の岩を流れる水の流れがとても美しい滝です。

そして、非常に珍しい風景が「向山トンネル」です。全長約115mのトンネルですが、2つの出口が縦積みになり、二階建てのように見えることから2階建てトンネルと名付けられています。

千葉県房総半島の名所4『野島崎灯台』

名所4：野島崎灯台
千葉県の観光名所と言えば、鮮やかな海と、緑豊かな渓谷や清流が多くなっていますが、「野島崎灯台」はきれいな天の川の星空を眺める絶景ポイントになっています。房総半島の最南端にあり、女性が喜ぶインスタ映えするスポットです。

野島崎灯台は「日本の灯台50選」に選ばれたり、国の登録有形文化財に指定されるほど、建物がおしゃれなデザインになっています。灯台というと円柱の形が一般的ですが、野島崎灯台は八角形をしています。

野島崎灯台はカップルがよく訪れますが、その目的が灯台のふもとの岩場の上に設置されたベンチです。白いベンチに2人で座り、太平洋の地平線を眺める憩いのひと時を過ごします。その後は、海岸沿いの遊歩道を寄り添いながら散策します。

千葉県房総半島の名所5『屏風ケ浦』

名所5：屏風ケ浦
「屏風ケ浦」は銚子市名洗町から旭市飯岡刑部岬まで約10kmに渡る海岸の絶壁です。波の浸食によってできた荒削りの崖が延々と続きます。イギリスの英仏海峡にあるドーバーの「白い壁」に匹敵する雄大さがあるため、東洋のドーバーとも言われています。その壮大な風景は古くから多くの人に愛されており、江戸時代には歌川広重の浮世絵にも描かれています。2016年に国名勝・天然記念物に指定されています。

屏風ケ浦は景勝地としてだけではなく、地質学的にも価値の高い場所になっています。約300万～100万年前の地層、約10万年前の地層、そしてそれ以降に積もった関東ローム層など、様々な時代の地質が重なっており、目の前で太古からの地球の歴史を感じることができます。

まとめ

千葉県は海に囲まれていることから、景色の美しさだけではなく、新鮮な海産物を心行くまで味わうことができます。

また、自然の名所だけではなく、観光名所も豊富に揃っています。

春夏秋冬いつ来ても充実したトリップを体感できます。