宮崎県に住む20代の暇人がオススメする南宮崎の観光名所ベスト5

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宮崎県在住の南宮崎の狸です。

20代で暇を持て余しています。

自分の生まれた場所での考えとしては、親しみすぎて逆に遠くなると思い、素知らぬ世界の話はしますが、自分の近所の歴史も知らないのも変だと考えて書きました。

宮崎県の歴史はいずれも古くその風土は、太平洋側に面した穏やかな気候と、内陸には火山も多く、台風も直撃しやすい熾烈な環境が共存します。

特に南宮崎側は、薩摩の島津家との関わりも多く、方言にも気風にも薩摩の交じりが多くあります。

そうした、宮崎の南側は北側と比較するに、一風変わった感じを覚えます。

そして、南宮崎の観光地は、自然を多く含み、景勝地に動植物、更に自然と人との交じわりを強く感じます。

宮崎県に住む20代の暇人がオススメする南宮崎の観光名所ベスト1『鵜戸神宮』

1位 鵜戸神宮

鵜戸神宮は太平洋、日向灘に位置する、国定公園の日南海岸に位置する場所にあり、
古くからの所以で地元の方は「鵜戸さん」と呼びます。

ここでの順位はアクセスの良さから１位です。

気候の安定する宮崎の日南は晴れ間が多く、
条件の合う日は、見晴らしの良い景色に、日向灘の風変わりな岩と、青ざめた海原を望めます。

岩窟にある本殿は、
真言宗の関わりから仏式の建築様式に、古くからの朱色に染め上げた外観を有する珍しい建築です。

鵜戸神宮で、有名な参拝の祈願に「運玉」と呼ばれるものがあります。

話に、鵜戸神宮の主祭神の母が、亀に乗り竜宮から現れたとあり、
その亀の姿が岩として残る「霊石亀石」に、
左手は男性、右手は女性で「運玉」を投げて、
岩上部のマス形の窪みに入ると、願いが成就すると言われています。

宮崎県に住む20代の暇人がオススメする南宮崎の観光名所ベスト2『サンメッセ日南』

2位 サンメッセ日南

日南海岸から、道を通った先の山に続く道にサンメッセ日南はあります。

観光施設としても盛んで、
７体のモアイ像が海原を背景に構える姿は、迫力があります。

このモアイ像は、
世界各国、全国津々浦々で、見られるものでも、
チリに属する、イースター島の長老会から、正式に設計を許可されたものです。

日向灘を構えた宮崎の絶景は、モアイ像の設置に最適と抜擢されて現在に至ります。

観光用としても様々に、
平和を表すオブジェや、願いを込めた灯り、グルメやお土産も完備されています。

日南海岸の道の通りに続きますので、アクセスもよく観光にも便利です。

しかし、宮崎の風土に合う理由で設置された観光地ですので、
宮崎そのものの観光地かと考えると、個人的に気になります。そこで、2位にしました。

宮崎県に住む20代の暇人がオススメする南宮崎の観光名所ベスト3『飫肥の城下町』

3位 飫肥の城下町

古くからの歴史を今に残し、当時の町並みに「九州の小京都」とも呼ばれます。

春頃は桜の見頃もあり、
石垣の城壁に、町並みの点在と風光明媚を残し、
城下町の通りの側溝には鯉の遊泳も見られます。

ここに居する城跡は、一部の風景のみを残しますが、
大手門に入り、その城跡を眺めて当時の感覚に触れ、親しみを感じられます。

中央の通りは一般に開放されて、
毎年の秋口に開催される、飫肥城下祭りの泰平踊りにも使用されます。

歴史的にも飫肥の藩主伊東家と、
薩摩の藩主島津家の戦いがあり、お互いに長い因縁で、
南九州における薩摩の影響も、歴史資料館で確認できます。

お土産にも、厚焼きたまごや、独特な味わいの飫肥天も有名です。

通りが日南市から奥まった場所ですので、アクセスとしては遠くなり、個人的に3位です。

宮崎県に住む20代の暇人がオススメする南宮崎の観光名所ベスト4『都井岬』

4位 都井岬

串間の南側に位置する、都井岬（といのみさき）は、
ほぼ全景を海にして、見渡す限りの海原を味わえます。

晴れ渡る日の夕暮れは、海に沈みゆく夕日に感慨深い物を感じます。

都井岬には、ほぼ野生化した御崎馬（みさきうま）の群れがありまして、観光客にも人気です。
しかし、後ろから近づくのは大変危険です。気をつけましょう。

都井岬から、大きくそびえ立つ都井岬灯台は
1929年12月に完成し、それから電化された十五年後には300万カンデラの東洋一の灯台になりました。
しかし、空襲・台風など、時代の流れで、その当時の建設物は、コンクリートの塔のみです。

そして現代の都井岬灯台は、その当時のデザインで再建されており、
斬新な設計は今も目を引き、一般観光客の有料開放から、現在も灯台として機能しています。

他にも、様々な施設があり、お手洗いや駐車場、整備された散歩道から宿泊先もあります。

個人的には良い観光地ですが、場所も遠く車での移動がほとんどですので、4位です。

宮崎県に住む20代の暇人がオススメする南宮崎の観光名所ベスト5『えびの高原』

5位 えびの高原

霧島山に含まれる山々の、標高1200メートルのその場所に、えびの高原はあります。

国内初の国立公園指定に、蒼く輝くカルデラ湖を抱いた、色とりどりの木々の景色は格別です。

活火山である霧島山系には、その火山としての恩恵に豊かな生態系を築いています。

彩りの良い高山植物に、
春夏秋冬それぞれの植物を観察でき、野生の鹿や、天然温泉の足湯を楽しめる場所もあります。

名前の「えびの高原」の由来は、
火山ガスに赤色化した群生するススキを、「海老の」（ような）から由来したと言われています。

えびの市観光協会のエリアマップやグルメもありますし、
観光用のルートも整えられて、観光向きです。

しかし、アクセスには時間がかかり近場は活火山ですので、入山規制が出やすい事で5位になります。

まとめ

近い場所はよく行きますが、総じて知らないことが多くあります。

こうして、訪れた場所でも冷静に後から調べると、様々なことがわかりました。

宮崎の南側は、自然に触れる折に、そこに住む人々の歴史も、自然と共に合ったことがよくわかります。

ぜひ、南宮崎に観光に訪れた際は、自然と人間、それぞれの世界を感じて下さい。

ご拝読、ありがとうございました。